津島キャンパス
スポーツ活動
普通救命講習会
投稿者:ヨット部 開催日:平成29年2月18日(土)
岡山大学ヨット部は、毎年、牛窓ヨットハーバーで活動している一般の方や高校生とその先生方などにお声かけして「普通救命講習会」を開催しています。ヨットは海で活動をするスポーツなので、常に危険と隣り合わせだということを再認識させられる講習会となっています。
この講習会では瀬戸内市消防本部の方2名をお招きして、まずは救命のための知識を学びます。どのようにして救命動作を行うのか、どのようにして自動体外式除細動器(AED)を適切な順序で要救助者に取り付け作動させるのかを教えていただきました。そして、しっかりと救命に関する知識を学んだうえで、実際に人の模型を使って胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの一連の動作を参加者全員で確かめ合いました。
救命の場では、一連の救命行為が途切れることなく連鎖することで救命効果が高まり、生存率や社会復帰率が高くなります。しかしこうした経験がなければ、ほんの少しの行動の迷いや意思疎通の齟齬、正しい救命措置を知らないことなどによりこの確率は下がってしまいます。
岡山大学ヨット部は、助けられる命を救うため、また知識を活かせるものにするためにこのような講習会に積極的に参加しています。また、自分達が得た知識を多くの方々にお伝えし、地域の方々にも定期的な受講の呼びかけを行っています。