津島キャンパス
文化活動
岡山県生涯学習センター開所20周年記念地域づくり・人づくり実践発表会
投稿者:ボランティアクラブ茜 開催日:平成29年2月19日(日)
岡山大学ボランティアクラブ茜は、募集が寄せられた様々なボランティア活動に参加し、地域の人々とのつながりを広げる活動に努めており、ここではそのうちの一つをご紹介します。
私たちは、平成28年2月19日に「岡山県生涯学習センター開所20周年記念地域づくり・人づくり実践発表会」にボランティアとして参加し、このイベントのサポートを行いました。
具体的には、発表会前日に、生涯学習センターに向かい、会場の設営(シート敷き、椅子、机運びなど)を手伝いました。当日は、主に受け付けを行い、手が空いているときは、会場で講演やパネルディスカッションの話を聞いていました。
岡山県生涯学習センターは、定期的に地域の方々をターゲットに、工作教室や映画鑑賞会、大学祭のようなブースが集められた祭りなどを開き、地域の人々のつながりを広げる取り組みを行っています。今回の地域づくり・人づくり実践発表会は、そのような社会教育の取り組みを行うグループが岡山県内各地から集まり、活動の成果報告や今後どのような活動をして地域や人づくりをするかのパネルディスカッションを行うものでした。
例えば、過疎によりどんどん参加者が減り寂しくなっていった地域のお祭りでは、地元の中学生に協力してもらうことで活気を取り戻したという活動の報告や、地元の大学生やNPOのスタッフ、ボランティアなどが中心となり、賞味期限切れ間近の食べ物を工夫して子どもたちに与え、子供の貧困問題に取り組もうとする津山市の活動の報告など、さまざまな興味深い話を聞くことができ、地域の人々のつながりの広げ方について考えることができました。キーワードとして紹介された「マルチステークホルダー」という新しい言葉に出会えたのも良かったと思います。パネルディスカッションでは、様々な角度から地域、人づくりに努める方々が討論を行い、協力することの大切さと可能性を感じました。
今後も、地域から寄せられるボランティア活動に参加しながら、地域の人々とのつながりも広げていきたいと思います。